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2013年8月25日 (日)

【山形県南陽市/2013年8月】2日目-小滝エリア

[8月6日(火):2日目]

昨日の活動終了後、当然ながら継続の方に名前を書いたわけだが、備考欄に「明日休み」と記入しました。今日は別の場所へ日帰り遠征しようと思います。

行き先は、山形県南陽市。
7/18の豪雨水害を受けて、社協の災害ボランティアセンターが設置されています。(8/11までで活動終了してVCは閉鎖されました)
  http://www.nanyoshishakyo.or.jp/info-d.html?id=30
  https://www.facebook.com/NanyoSaigaiVC

そこへ行ってみることにしました。

万一、朝寝坊したら遠征をやめて南三陸で活動するつもりでしたが、早朝からセミの大合唱で起こされたので、朝4時台に起き出して車で出発。
アリーナの駐車場では、ワカバヤシさんがすでに起きていて朝のコーヒータイムのようでした。早起きだなあ。

桃生津山インターから三陸道~東北道~山形道経由で山形蔵王インターまで。そこから上山温泉を目指します。南陽市自体は上山市の南側に位置するのですが、VCのある小滝地区は南陽市の北端なので上山市から峠を越えて行くのが近道。
ということで、まずは上山温泉で朝風呂です。(^^)

山形県は温泉天国で全ての市町村に温泉があります。上山市には古くからの「かみのやま温泉」があり数軒の公衆浴場があります。以前は10円とか50円で入浴できましたが、さすがに今は値上がりして150円。それでも朝から温泉に入れるのはいいですね。
ネットで検索し、駐車場がある「下大湯」へ行ってみました。

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歴史を感じる、いかにも公衆浴場というスタイル。こういうの大好きです。
無色透明のお湯ですが温泉を感じられるお湯で嬉しい。
熱めのお湯で、身体がシャキッとしました。(^^)

さらに車を走らせ、小滝峠のトンネルを抜けると南陽市の小滝地区。今春から休校になったという小滝小学校にボランティアセンターが設置されています。

集落の中を通る細道を行けばVC脇まで車で入れたのですが、広い道を進んだので少し離れた駐車場に車を停めて、作業服に着替えて臨戦モードに。少し歩いてボラセンに向かいます。
隣に停まっていた関西ナンバーの女性は、こちらが早朝に南三陸から来たと聞いて驚いていましたが、聞くとこの人も陸前高田から来たそうで、、、やってること変わりないじゃん。(笑)

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校舎の外で受付を済ませて中に入りしばらく待機。(以下の写真はVCのfacebookなどから借用)

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この日のニーズは3件ほどだったか。スタッフが内容を説明して希望者が手を挙げるというスタイル。1件目の案件は数人で当たり、終わったらもう1件へ移動するという。こちらは数人グループで来ている人たちが手を挙げ、それプラス数人。こちらは見送った。
もう1件は前日から続きの案件。こちらに参加することとなった。

内容は、浸水した倉庫の床板を剥がして(ここまでは前日に終わっているらしい)、床下の泥出し。10人ほどで当たることとなった。前日から継続の人が3人いたので、その中の一人がリーダーとなる。車を乗りあわせで行くことになり、いつものようにσ(^^)の車に2人乗せていくこととなった。

道具の準備。VCスタッフが書き出した道具類に、前日からの人が「○○もあった方がいいな」みたいな流れで道具を追加。こちらも「□□とかは不要?」「あった方がいいかもね」みないた流れで持っていく道具が決まっていく。
VCの軽トラックに積み込んで、、、これは誰が運転していくのだろう? と思ったら、VCスタッフが各現場に軽トラを持っていくシステムらしい。(ちなみに作業後も道具の員数確認して軽トラに積み込んだら、そのまま現場に置いたまま帰還。後からVCスタッフが回収するそうな)
こういう運用は他のVCでは経験しなかったなあ。(ボランティアの人が社協の車を運転して何かあった時に問題になるのかな、と推測)
VCスタッフは現場に常駐したり作業に加わるわけではなかったけれど、途中で飲料水を持ってきたりなどの世話係という感じだった。

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依頼者の人に話では、当時家の前が濁流になって怖かったそうな。すぐ側では土木業者が復旧工事を行っている。
我々の作業場所の倉庫は、元々は養蚕の小屋だったらしい。
床板は昨日すでに剥がされているが、実際のところは浸水のせいでか腐っていて、剥がすというより踏む抜いていったらしい。。。そんなわけで、床板を止めていた釘が多数残っているので、床下の泥出しと平行して、釘抜きも行うことになった。
10人でスタートしたが、すぐに1人追加となって11人。そう、ここのVCの不思議なところで、受付は9時から随時(?)受付という。どの程度までいいのか不明だが少々遅刻しても大丈夫らしい。遅れてきた女性1人はVCスタッフの車に同乗して現場に来ていました。

さて、作業開始となり、スコップを持つ人が多かったのと、釘が作業安全上問題ありだと思ったので、σ(^^)は釘抜き作業に専念することに。釘抜き・ハンマー・バールが道具となります。結構地味な作業ですが、釘を雑に抜こうとすると途中で折れたり、釘の頭が取れたり、、、そういう場合は抜くのを諦めて打ち込みますが、少々悔しいので丁寧に抜いていきます。これを2人ほどで対応。

この現場のボランティアは11人ですが、動きを見ているとボラ経験者かどうかわかりますね。休憩時間に話してみると、南相馬で活動している人、亘理や石巻で活動していた人、陸前高田で活動していた人などなど。南三陸で活動していたのはσ(^^)だけでした。
もう一つの特徴は、地元・山形県の人が多いこと。山形市内から初めてボランティアに参加した夫婦とか、隣の長井市在住のボラ経験ありの人とか。。。地元の人が多く参加しているのはいいことです。

依頼者の方もいろいろ気をつかってくれて、冷たい飲み物やアイス、きゅうりの漬け物などをサービスしてくれて、かえって恐縮です。もっともかなり暑い日の風の通らない屋内作業なので汗だくだくだったので有り難かったです。
また昼休みに少し離れたところに停めた車の脇で休憩していると、近くの郵便局員らしき人が「おつかれさま」と飲み物を差し入れてくれました。こちらこそ感謝。

作業は順調に進み、午後1時間ほどで完了。VCスタッフが来て、すぐ近くの道路沿いの側溝が詰まっているので、残りの時間そこの泥出しをして欲しいと。ボラ経験者の誰かが「みんな大好き、側溝上げ」と言ったのでみんな大笑い。(^^;

土木業者が持っていた、側溝フタを持ち上げる工具を借りてフタを開けて中に詰まった泥出し。津波被災地とは違ってガレキ類が埋まっているわけではなく土砂だけなので、泥出し自体は案外簡単に進む。

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時間内にほぼ終わらせて、この日の活動は終了。
後から合流した1人も含めて帰りは3名を同乗させて帰還。VCに戻ると、山形産のスイカが用意されていました。美味しい。(^^)

今回の豪雨水害の被害自体は大きかったものの、元々人家が少ないエリアだったので、すぐに何とかしないと生活できないというところはそれほど多くなかったらしいです。そんなわけで、依頼されていた案件もだいぶ片付いたようで、そろそろVCも収束に向けているとのこと。
実際、数日後にボランティアの募集が終了し、8/11でこのVCは閉鎖となりました。
ちなみに、VCが設置された小滝小学校は今春から休校となっているようですが、明治初めに創立された歴史ある学校だそうで、、、ちょっともったいない感じ。

 

VCを後にして、南陽市の中心方向に向かいます。ここにも歴史ある「赤湯温泉」があり、数軒の公衆浴場があります。その中の一つ、「烏帽子の湯」へ行ってみました。ここも100円で入浴できて嬉しいです。温泉らしさを感じさせるお湯で疲れが取れます。(^^)

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周囲には温泉がいっぱいあるので、温泉めぐりに移行したい衝動にかられますが、ここで激しい夕立が。。。温泉めぐりはあきらめて、ベースキャンプ地へ戻ることにしました。(^^;

山形道に入ってからも、山形、宮城両県とも雨雨雨。
ちょうど、山形・花笠まつり、仙台・七夕まつりの時期ですが大丈夫だったのかな?

途中のPAで食事&休憩して、南三陸に着いたのはけっこう遅い時間に。
片道170~180km。日帰りボラ遠征は思ったより楽ではなかったなぁ。(^^;
まあ、いつもと違った場所で活動することができてよかったですが。

ということで、明日はいつもの南三陸での活動に戻ります。

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コメント

だいぶ遠征されましたね。
それにしても朝湯をしてから行くとは何たる余裕。

スタッフが内容を説明し、希望者が手を挙げるというスタイルは懐かしいやり方です。
高いスキルが要求されるニーズから決めていくのがミソですよね。

>受付は9時から随時(?)受付という。
私はこのやり方の方が自然に感じます。特に災害直後は新しいニーズが随時入ってくるので手空きのボランティアは待機しています。新潟も諏訪もそうでした。ニーズが無いとひたすら待つのです。

>釘が作業安全上問題ありだと思ったので、σ(^^)は釘抜き作業に専念することに。
えらい!、VCスタッフの世話係り的発想。
結局ボランティア活動って世話係の循環みたいな所がありますよね。
この郵便局員風の人もそうですね。
ところで釘を踏み抜く事故はなかったですか。
安全靴、靴底のチェックなどはあったのかな?
ついでにボラ保険の確認とかも・・・

側溝フタを持ち上げる工具って。二人一組で使うアレ?(名前忘れた)
だとしたら、あれは腰が痛くなるので私は嫌いです。

>8/11でこのVCは閉鎖となりました。
南三陸も早くこの言葉を聞きたいね。

投稿: 千葉のA | 2013年8月25日 (日) 22時29分

>千葉のAさん

朝湯は温泉めぐりの基本中の基本です。(笑)

随時受付は、なるほど柏崎の時はそんな感じだったような。。。もうすっかり忘れてました。

受付時にはボラ保険の有無を口頭確認していました。提示しろと言われたことはないですが。また受付時に注意事項の書かれた紙が渡されました。私にはありきたりな内容に感じましたが、踏み抜き防止についての記述があったかどうかは失念。。。

フタ持ち上げ工具はたぶんソレです。
結局2人で持ち上げるので、持ちやすさだけで重さは変わらんですよね。(^^;

投稿: たなかつ | 2013年8月26日 (月) 00時48分

>朝湯は温泉めぐりの基本中の基本です。(笑)
へへ~おみそれしました。m(__)m

>踏み抜き防止についての記述があったかどうかは失念。。。
これまた震災を忘れかけていると思います。

>フタ持ち上げ工具はたぶんソレです。
中腰の姿勢が嫌で前回の大槌町では一人で蓋を剥がしました。やり方にはコツがあって絶対に持ち上げないということです。重いし握力が尽きてしまいます。そこで一度フタを立ててから両端の角を2本の足のように見立ててよっこらしょっと片足を側溝の上に乗せ、次にもう片方の角を乗せ、2回くらい歩くように移動させて道路に置きます。

釜石市箱崎の時はフタ1枚が100kgくらいあるので数人がかりでロープを使い鉄パイプを敷いて移動させました。あの日も暑くて住民の方からアイスクリームの差し入れ2回と昼食までお世話になってしまった。恐縮です。

投稿: 千葉のA | 2013年8月26日 (月) 09時12分

>千葉のAさん
重量物を持つ時は腰の使い方が大事です。。。腰痛持ちのσ(^^)が言っても説得力ありませんが。(^^;
少し欠けて工具で挟めないフタは、言われるような方法で動かしました。

投稿: たなかつ | 2013年8月26日 (月) 23時53分

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