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2013年4月30日 (火)

【南三陸/2013年4月】1日目~3日目-細浦漁港

[4月21日(日):1日目]

前月同様にワカメ養殖が忙しくなる時期であり、4月末まではボランティア総出で漁業支援です。少人数ずつで各地に散らばる展開は前月と同じです。
そういう事情もあって、今回は3日間同じ場所(細浦漁港)で同じお手伝いでした。正直なところ、同じ場所が3日続くとけっこう飽きるのですが、活動内容を選ばない主義ですのでまあしかたない。(^^;
もっとも、3日間とも同行者は変わったので、それはそれで面白いものです。

細浦と聞いてどの辺りかわかるようだと南三陸ツウかも。初日、一緒に行く横浜のコヤマさんから「細浦わかりますか?」と聞かれて「清水浜駅の辺りでしたっけ」と答え「その一つ先の浜ですね」などという会話。互いに十分に土地勘あるなあという印象です。(笑)

漁港と言っても浜へは降りず、国道近くの高台にある漁師さん宅にある小屋が作業場。この日は悪天候ということもあって舟を出してないようです。
この日の作業は、ワカメの芯抜き作業・・・芯抜き作業自体は近所のおばちゃん、おばあちゃん達も手伝いに来ていてやっているので、その前工程で「ほぐして、延ばして、揃えて並べる」作業をやります。これまでにも何度もやってる作業です。(笑)

この日、一緒に活動した横浜のコヤマさん。これまで会う機会はなかったけれど、ひと月ほど前から来ていて、以前にも何度か来ているらしい。南三陸に何度も来ている人でもこれまで縁がなく一度も会ったことがない人もたくさんいるのだろうなあ。
ちなみに、コヤマさんは震災直後の4月5月頃に石巻や気仙沼に入って活動していたらしい。その時期はかなり大変な状況だったんだろうなあ。南三陸に入ったのは10月頃と言っていたのでσ(^^)の方が少し早かったようだが。

というような話をしながら作業を続けている。朝方は冷たい雨でしたが、その後の午前中は季節外れの雪。ちゃんと扉の閉まる小屋の中での作業で助かりました。
こんな天気の中でも、隣の気仙沼ではマラソン大会があり、栃木の某ランナー氏もまた「南三陸町」の幟を持って走っているそうな。ボラ関係者の中でも有名になってきて話題になっていました。(笑)
またこの日の夕方に帰路につく人も多く、夏タイヤで不安がってる人もいました。(結局、午後にはまた雨になり、夕方には止んだので無事に帰れた模様)(周囲はみんな「帰れない方が面白いのに…」などと言ってましたが。(^^;)

 

[4月22日(月):2日目]

今回は3日間、同じ場所での活動でしたので、ボラ以外の話は別件にして3日間の活動内容について書いていきます。
ということで2日目。昨日とは打って変わって晴れて暖かい日です。岐阜県から来ているナガナワさんと細浦に向かいます。

天気が回復すれば、浜で重労働が待っているという情報を昨日のコヤマさんから聞いていたのですが、もう水温が上がってきてワカメの品質が落ちる時期なので、新たに生ワカメを収穫してきて浜でボイルして…という作業はあまりしていない感じ。メカブだけ収穫してワカメは捨てているというような話を聞きました。
そんなわけで、今日の作業は「メカブ削ぎ」です。
カニスプーンみたいに先端がV字になった工具で、茎からメカブを削ぎ落としていきます。昨春2月頃は、メカブ作業はボラにはやらせてもらえなかったので、今回が初めて。まっすぐなメカブは気持ちよく削ぎ落とせますが、曲がったり捻れたりしているメカブだと結構やりにくい。とは言え、体力を使うような作業ではありません。
ただし、メカブは出荷時間が決まっているため時間との闘いとなります。途中休憩もなく全員で一気に仕上げて、お昼前ぎりぎり間に合いました。

午後は「中芯(いわゆる茎)」の選別(?)。黄色く変色した部分を切り捨てたりして選別し、最終的には出荷用の箱に詰めるような作業。とは言え、素人なのでパッと見で善し悪しの判断がつきません。あまり捨てすぎては出荷量が減ってしまうし、逆に変なのが混ざっていて等級が下がってもいけないし。。。これまでの経験から、わりとザックリといっちゃってよさそうなのですが、迷います。

もっとも、午後の作業はおまけみたいなもので、本来人手が欲しいのは午前中のメカブ削ぎだけなのかもしれないなあ、と思ってみたり。。。

この日一緒に活動したナガナワさん。バイクで来ているという話だったので、岐阜から大きなバイクで来ているのかと思ったら、仙台にいる息子さんのところまで自力で来て、そこで息子さんの原チャリを借りて南三陸まで来ているそうな。仙台ー南三陸って原チャリで通うにはちょっとキツい距離ですが、、、案の定、活動は隔日にしているそうな。(^^;
で、仙台から通うのでは大変なので、南三陸近隣で住む部屋を探して1年ほど住み着いて何かしようと考えているらしい。(ちょうど定年を迎えられて、1年間は好きなことしていいという許可をもらったそうな)
そんなナガナワさん、おみやげにもらったワカメとメカブを原チャリの後ろに載せて仙台に帰って行きました。

 

[4月23日(火):3日目]

同じ場所が3日も続くと飽きるのですが、場所を知ってる人が1人いると道案内が不要になるので便利ってことになります。なので当然のように今日も細浦へ。σ(^^)は今日が最終日なので、一緒に行く相手は2日以上いる予定の人と組むことになります。(そうすれば翌日はその人が案内役になる)
ということで、埼玉・熊谷市のキクチさんと一緒になりました。

キクチさんは南三陸は初めてとのことで、朝一番から駐車場であれこれ聞かれたりしました。これこそσ(^^)の立ち位置だったりしますが、最近は初めて来たという人は珍しいのでちょっと新鮮だったかも。朝一番で話をしていたので、一緒に行くことになって「あ、どうも」という感じ。

今日の作業は昨日と同じく午前中はメカブ削ぎ。昨日よりやや量が少ない感じかな。2回目という慣れもあって余裕をもって作業できます。
しかし、作業内容を教えるのが漁師さんではなくボランティアの先輩・・・経験1日の人が教えてるってのはどうなんだろうなあ。

今日一緒のキクチさんは、会社を定年になって高齢の両親がやってる農業を継ごうとしているらしい。作っているのは深谷ネギだそうだ。
農業と漁業、業種は違っても置かれている状況は似たものがあるようで、漁師の人たちと話が合うようでした。
そして、今回初めてのボランティア活動で遠野のまごころネットでしばらく活動して、帰る途中にもう少し日程があるからと南三陸に来たとのこと。両者の違いなど興味深い話も聞けました。

 

今回は目新しい作業もなかったし、活動写真を撮ってないので、「今日のボラセン」から適当に「ワカメ揃え」と「メカブ削ぎ」の写真を拾ってきました。σ(^^)は写ってないけど。(^^;

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また、せっかくなので3日目にご一緒したキクチさんと記念写真を。(ついでに嫌がるチダさんも)

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今回は、3日間同じ場所でお手伝いしたからかどうかはわかりませんが、おみやげに「ワカメ」と「中芯」と「メカブ」をいただきました。ありがとうございます。(^o^)

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コメント

GW前半の話かと思ったら先週のことですね。私は引越しをしていました。遠野VCも場所を移転して新たな門出をしたようです。遠野で石を投げれば菊池さんに当たると言われるくらい多い苗字です。ここに出てくる人は・・・あれ?埼玉か。

ワカメの仕事はそろそろ終りですけど来年のイメージってわかりますか?あのマラソンランナーの持っている幟はどこで手に入れたんでしょう?定年後1年自由人というパターンでボランティア来ている人って何人か会った気がします。皆さん奥さんが一緒じゃないんですよね。なんでかなー?(゚_。)?(。_゚)?

活動は3日くらい継続しないとその面白さや大切さってわからないものです。3日で飽きちゃうのって3年で辞めちゃう新入社員みたいです。正直な話、歌中の物資仕分けは最初は物足りない仕事でした。でも日を重ねるうちに重要な場所だと思えるようになってきました。お盆で帰宅してしまったことが今となってはちょっと後悔です。

投稿: 千葉のA | 2013年4月30日 (火) 13時38分

まさしく昨日までがワカメの出荷時期で、ラストスパート頑張ってたみたいですね。
GWでまた大勢いらしてるみたいです。一人でも多く継続されたいですね。

幟は、南三陸から茨城県に移住した知り合いの方が、役場の観光課から提供されてるものをひとつ頂きました。
茨城県のランナーF田さんが、私の地元で復興タコ幟を持って走ってらしたので、マネしました。

投稿: 栃木のS | 2013年5月 2日 (木) 08時09分

>千葉のAさん
GW期間中は人も増えるし渋滞するし、、、なので自宅周辺でおとなしくしてます。
来年のイメージですか、、、さてどうなってるんでしょう。日々変わっていく(変わっていってほしい)ので現時点ではなんとも。
定年直後ってのは一番自由が利きやすいのでしょうかね。それはそれで寂しい気もしますが。(^^; 完全移住ならともかく1年限定だと自宅を守る人も必要なので1人だけで来るのかな。
ガレキ撤去でもワカメ作業でもそうですが、作業内容は同じでも場所によって少しずつ(漁業はもともと個人でやっていたからか、浜によって違うし漁師さんによっても違う)異なります。同じ作業をやりながらでもそういう違いが見れた方が面白いんだけどなあ。

投稿: たなかつ | 2013年5月 4日 (土) 08時40分

幟といえば、2011年の8月末、私は遠野から軽トラで大槌経由で水300リットル補給してR45号の花壇の水遣りに行ってました。作業現場に着くと「復耕支援隊」と書かれた幟を車に立てるのです。ところがある日この幟を取り込むのを忘れて車を発進させてしまい、トンネルの中で物音に気づいて後ろを見たら幟が倒れていました。道路に落さなくてよかったです。

漁師さんによる土嚢袋の縛り方の違い、ありましたね。志津川、林、小山、みんな違いました。登山でザイルやギヤの使い方を教える人も山岳会によって違いがあって混乱したことを思い出しました。今は全部忘れましたけど。

定年直後の1年はむしろ奥様のリハビリ期間なのではないかという気がします。
少しずつ旦那が家にいる時間を長くして生活を慣らしていくとか。(^^;

投稿: 千葉のA | 2013年5月 4日 (土) 21時13分

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