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2012年4月16日 (月)

【復興支援/2012年3月】都内でボランティア②

もう一つ、都内で復興支援につながるボランティア活動をしてきました。

それは、企業向けに復興支援の要請説明するというイベントがあり、そのお手伝い。

やった内容は、会場設営や参加者誘導といった裏方さんです。
こちらのイベントは、南三陸町の災害ボランティアセンター主催ということで、いつもの黄色いビブス着用(ついでにテープに名前を書いて貼ってます(^^;)での活動です。

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「南三陸町復興支援要請説明会 ~被災地が真に求めるもの~」

と銘打った今回のイベント。
震災から1年たったものの、国や行政主導では被災地の復興がなかなか進まない現状にあります。一方で復興支援に関心のある企業も数多くありますが、どのような支援をすればいいのか、どのような支援を必要としているのかがわからず、的外れな支援になったり等、なかなか効果的な支援につながっていない現状もあります。
そこで、現地から漁業関係者や商業関係者がやってきて、企業向けに「私たちはこういう支援をしていただきたい」ということを直接要請するという趣旨の説明会です。
これをボランティアセンター主催でやってることが、よくやってるなと思います。
ボランティアの受付とマッチングだけがVCの役割ではないんですね。(笑)

 

まず、ボランティアセンターの猪俣センター長から南三陸町の被災状況と現状の説明。大雑把に言うと、南三陸町における漁業の位置づけと復興の必要性。またほとんど流失してしまった商業地域の復興の必要性。仮設住宅が抱える問題点についてなどの説明がありました。

続いて、漁業関係者からのプレゼンテーションということで、漁協の運営委員長をはじめ、ワカメ部会、カキ部会、ホヤ部会の部会長から、南三陸町の養殖事業について、災害で失ったものと課題。そのうち解決した課題と残された課題について説明があり、養殖事業を続けるために支援してもらいたい内容。具体的には、養殖設備をもつ養殖船、給餌のための設備、作業場や冷蔵庫など加工出荷のための設備についてプレゼンされました。
ポイントとしては、津波によって海上設備も地上設備も失われてしまったが、漁場はきれいで海の宝は失われていない。国の支援で目途がたった部分もあるがそうでない部分もある。行政を通した復興では手間と時間だけがかかり確実性もない。復興のスピードを上げるには行政ではなく民間からの支援が必要不可欠。とアピール。

続いて、商業関係者からのプレゼンテーションということで、志津川に仮設で作られた復興商店街の役員から、復興商店街を立ち上げた経緯と課題について説明があり、支援してもらいたい内容についてプレゼンされました。
具体的には、各仮設店舗にはバックヤードがないので、保管のための物置が必要だとか、仮設住宅をまわって商店街へ送迎する車、夜間営業のための街灯といったものが必要となっているといった内容でした。

続いて、仮設住宅の現状と課題については、VCの運営スタッフである影山氏から説明がありました。(これは、各仮設住宅毎に異なった課題があるため、全体を見渡せるVCが代表したほうが公平になるとの考えから)
ほとんどの仮設住宅が抱えている課題として、街灯が少なく夜は真っ暗でその中を通学の子どもが帰宅してくるとか、高台に仮設住宅を作ったのでアプローチ道路が未整備で危険とか、集会所がないなど。その中で今回は街灯設置について支援してほしいという内容でした。

 

ここまでで、午前中の内容が終了。
参加された企業はどのような企業なのかはわかりませんでしたが、およそ80くらいの企業や団体から百数十人の人たちが参加され、みんな真剣な面持ちで各プレゼンを聞いていました。

我々、裏方さんはお昼休みも活動時間で、会場の舞台替え作業。
会場設営部隊は7人ほどですが、意外なほどスムーズに机の片付けと椅子の並べ替えを行います。こちらは早めに昼食を食べられましたが、受付担当の女性3人の方は午後までずっと忙しく大変そうでした。

 

さて、午後からは、漁業、商業、仮設住宅の各部門ごとにわかれて、さらに詳しく聞いたり、こういう支援ならできるという企業と個別相談する場となります。
こちらは遠目に見ていただけでしたが、なかなか活発な意見交換がされて、前向きな支援につながったものもあるようでした。

全体的に見て、復興支援に関心のある企業が意外に多くあるのだな、と妙に感心していました。
個人や団体で現地にやってきて活動しているボランティアひとりひとりの力も侮れないことは、これまでの活動でわかっていますが、やはり個人の力ではどうしようもない部分があるのも仕方ないところ。これからは民間企業による効果的な支援ってのが重要になってくるでしょう。単なる一方的な支援ではなく、現地の漁業・商業と支援側が「Win-Win」なれば復興のスピードがあがりそうですね。

 

会場には報道陣もいくつか来ていて、カメラを回したり参加者から話を聞いたりしています。取材を受けたらどうしようとも思ってましたが、黄色いビブスの人たちに取材する報道陣は皆無でした。(^^;
なお、TBSでは早々にお昼のニュースで流れたようです。また、NHKでも夕方のニュースで流れたようです。基本的にTVカメラの後ろに位置していたので、自分がニュース映像に映ることはないと思っていました。

ですが、、、

NHKのニュースで配信された動画を見ると、最後の1秒のシーン、センター長のインタビューの後方に現れたビブス姿の人は、もしや・・・(笑)

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被災地復興支援」カテゴリの記事

コメント

ご苦労様です。m(__)m
2年目に入り復興支援の形も変わってきていることでしょう。
今年はどんな形で関わっていったらよいのでしょうか?
支援の為の人材募集があるなら応募したい。(今はできないけど・・・)

こんな募集があります。ソワソワ・・・
「宮城県災害復興支援 絆メイトin 南三陸町募集」
http://www.chibachuobus.co.jp/kanko/pdf/3/1205.pdf

2日間で私の10日分の費用がかかる・・・
ホテル観洋宿泊じゃしょうがないね。
でも時間が無いのが一番残念。
まだまだボランティア復帰への道は遠いです。

あ、そうそう岩手県山田町で例の奴募集してます。
「砂袋への砂詰めボランティアを募集します」
http://wallpaper.fumbaro.org/iwate/yamada
宮古~山田町間は重茂半島をぐるっと走ったし、
そこから吉里吉里までは浪板海岸を見ながら走ったはず。
懐かしいね。2008年東北ツーリング。
ところで南三陸町は砂詰め作業はどうなのかな?

投稿: arai | 2012年4月17日 (火) 00時38分

>araiさん

まだまだガレキの片付かないエリアも多い南三陸町なので、ガレキ片付けは必要なのでしょうけど、平行していろいろな復興支援も必要になってくるでしょうね。
現地の人たちの生活を支えるために継続的&安定的に収入を得られる事業が必要かと。今回のVCの取組はそういうものにつながりそう。

一方で我々のような個人ボランティアはどういう活動が必要になるのでしょうか。これまで通りの活動でいいのでしょうか。ちょっと悩ましいものがあります。。。
とりあえず難しく考え込んでも始まらないので、とりあえず自分が今できることを地道にやっていくことにします。(^^;

投稿: たなかつ | 2012年4月19日 (木) 00時37分

なんだかどこかで似たようなレポートを読んだような気がする。(^^;
「ワカメの仕分け作業」
http://genchi.tasukeaijapan.jp/blog/2012/04/post-cf7f.html

投稿: arai | 2012年4月19日 (木) 23時27分

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