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2012年1月20日 (金)

【南三陸ボランティア/2012年1月】1日目~2日目-町営住宅

[1月15日(日):1日目]

6時過ぎにベイサイドアリーナ駐車場に到着。ここも一面の雪景色であった。
さすがに寒い。

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朝6時半。ラジオ体操から始まるのは変わらない。
長期ボランティアの人たちを中心に6~7人くらいいたかな。11月の時には3~4人くらいの時もあったから体操の輪も増えている。でも寒い。(^^;

その後、ボラセン前の雪かきを手伝いつつ、見覚えのある顔も何人かいたので御挨拶。コマツさん、年末に撤退したけれど荷物を取りに昨日来て明日までいるそうな。ユモトさん、テントサイトで寝泊まりしているのは一人だけになってしまったらしい。。。

002

8時半。新規受付の先頭に立ったのはハセガワさん。リーダーでカウントしてるので集計がややこしくなるとチダさんに列から除外される。(^^;
そんなわけで、新規に集まったのはσ(^^)を含めて数人だけ。大丈夫か?
でも、福岡から一人で運転してきた男性、神戸から一人で運転してきた女性などみんな気合い入ってるなあ。
予定の活動場所は廻館エリアなのだが、この積雪なので変更するかも、という案内。集合場所で待っているうちにバスが着いて団体さん到着。ちょっと安心。
団体さんはJTBのボラバスツアーのようで2日目の今日は半日のみらしい。

ほどなく、今日の活動場所が「町営住宅」に変更となり、現場へ移動。
駐車スペースは十分にあるとのことで、各自の車で移動。同乗者なしはちょっとつまらないなあ。(^^;

「町営住宅」でぴんとくる人はなかなかの南三陸ツウかもしれない。
志津川港近くにある3階建ての集合住宅が3棟。なかなかしゃれた外観の建物なのだが、その屋根にガレキやら何やらがいっぱい引っ掛かっている建物である。
8月に初めて来た時に見て「うーん、、、」と思ったものの一つなのだが、震災から10ヶ月経ったというのに全く手付かずの状態で残っている。こういう場所がまだまだたくさん残っているのがこの地である。
今回、写真は撮っていないが他サイトでこの現場の状況がわかる写真があったので転載しておきます。

O0800060011674406511

リーダー格の人はわりと多くいたが、正式な今日の現場リーダーは誰なのかイマイチわからなかった。キサヌキさん、ハッタさん、ナガイさん、ユモトさんあたりかな。
住宅なので、部屋の中へは住人だった人のOKがないと入れないとのことで、午前中は建物の外の片付け。ガレキやら何やらを拾い集めて分別していく。
ボラバスの団体さんは若い人が多いこともあって動きがいい。一方のσ(^^)は夜間走行明けもあってかイマイチ動きが重かったかな。(^^;

休憩時間の後、5人ほど選ばれて、OKが出た住宅の部屋に入って片付けを始める。
部屋の中は、、、言葉にならない状況。元からあったもの、外から流れ込んできたものなどが足の踏み場もないほど散乱というか積み重なっていて、さらに大量の土砂がそれを覆っている。「どこから手をつければいいのかわからない」というのはこういう感じであろう。
作業はまず、玄関近くの通路を塞いでいる壁?を解体し、手前にある大物から外へ運び出していく。が複雑に絡み合って散乱しているので容易ではない。土砂もバケツや一輪車で外へ搬出。押し入れらしき場所からは「思い出の品」なども見つかるので、これはまとめておく。
ここを仕切ったナガイさんは女性だが、現場を回すのが上手く、また気配りも利いていて良いリーダーだと思う。

南三陸町では建物自体が流失してしまった場所が多く、こういう建物内の片付けは今回が初めてである。
こういう場所なので、安全帽とマスクは必須。安全帽は用意していなかったが、ボラセン側で用意してくれたのを借りた。マスクをして作業するとすぐにメガネが曇ってしまって作業に支障をきたすのだが、マスクをはずすわけにもいかない状況。仕方なく、曇りガラス越し見るような感じで勘をたよりに作業して、なにか確認する時はメガネをずらして肉眼で見たりその都度メガネを拭いたり、、、と効率悪し。(^^;

昼休。この住宅で被災した方がパンやらハンバーグ丼などを作って販売に来る。これも被災地支援なので多くのメンバーが購入。なので朝コンビニで買ったおにぎりは翌朝の朝食に、パンは3日目の昼食に先送りすることになった。(^^;

団体さんが離脱した午後は少数精鋭となったが、二手に分かれて引き続き2世帯分の部屋の片付け。午後は作業時間が短いこともあって、残念ながら完了せず。50~60%くらいの進捗度か。もう1世帯の方はかなり片付いた模様。
おそらく明日もここだろうなぁ。
朝は雪景色で寒かったが、昼間は日差しが出て暖かく雪もすっかり溶けていた。
VCに戻って活動報告を書き、使った道具類の洗浄&片付けの手伝い。

 

活動のあとは風呂。アリーナ内のシャワーは使えるのだが、今回は近隣のお風呂調査もしておこうと思う。ということで、今日は「追分温泉」をめざすことにする。
国道45号線を道の駅・津山方面に進み、陸前横山駅近くから看板に従って脇道へ。道は暗く狭い山道となる。あまり運転に自信のない人には勧められないかな。峠を越えて石巻市に入ってしばらくすると温泉宿が見えてくる。
木造でちょっと秘湯感を感じさせるところである。

003

入浴のみは300円と手頃。シャンプー石けん有り。
木の湯船ってところがσ(^^)には嬉しいです。

 

泊まりは車中泊なので、道の駅でもよかったのですが、明朝の利便性を考えると再度ベイサイドアリーナの駐車場に戻ります。

ささっと食事したあとに車中泊の寝床づくり。手順は、、、

①窓に銀マットを貼り付け。
基本的に全ての窓に貼り付けます。照明避けにもなりますが目的は断熱。車内の暖かい空気を逃がさないように、銀の面を車内側にして養生テープで貼り付けていきます。窓面全体を覆うべきですが、シートサイズの関係から若干の隙間はできますが、まあ妥協することに。厚手の銀マットの方がいいのですがマットが足りないので薄いものも併用します。

②荷物移動。
車(オデッセイ)の3列目をフラットにして荷物を載せてますが、寝床をつくるために片側に寄せて、また荷物の一部は運転席や助手席に移動。

③フルフラット化。
2列目は左右分割できるので、片側を倒してフルフラットに。これで2列~3列目に片側分のスペースができました。
とは言っても、そこそこの凹凸はあります。そこへテント用のクッションマットを敷いてその上にシュラフを拡げます。湯たんぽ1個を仕掛けて寝床づくりが完了。

寝不足もありましたが、これで明朝までぐっすり眠れました。(^o^)

 

[1月16日(月):2日目]

例によってラジオ体操から始まる朝。
でも、そのあとが慌ただしい。ずっと一人で車中泊するならそのままでいいけど、昼間は他の人を乗せて走るのが基本スタンスなので、その準備をしなければならない。

まずは、窓に貼り付けた銀マットをはがす。これを剥がすと急に車内が寒くなるのがわかる。うまく断熱できていた証拠だな。
続いて、シュラフをたたみ、マットをたたみ、フルフラットにしていたシートを起こす。座席に置いていた荷物類を後方へ整理して積み直して座席を空ける。
文章で書くとたいしたことないが、これを朝食の準備をしながらやり終えると、結構いい時間になっている。やっぱりテント張ったほうが楽だったかなあ。

作業服に着替えてボラセンで受付。予想どおり、昨日の「町営住宅」となっていた。
その後は、ボラセンのテント前で適当にぶらぶらしている。そうすると新規で来た人が新規受付について尋ねてくることがよくある。じつはそれもちょっとした狙いであって、それをきっかけに「どこから来た」とか「いつまで」などと会話がはずんでいく。交流の輪が広がるきっかけになるのだな。(^^;

今日は、大人数組は廻館エリアに行き、町営住宅組は少数精鋭。黄色ビブスよりオレンジビブスの方が多いかもという感じだ。(^^;
今日は移動手段のない人が3人いてσ(^^)の車に同乗することに。さらにもう一人乗れますか、と言われて後ろがやや窮屈でよければとOK。東京のIさん、神戸のFさん、ほか(あと2名、名前を失念(^^;)が同乗。

メンバーを二手に分けて、まず昨日ほとんど片付いた方の世帯の仕上げにかかる。ゴミ等はほとんど搬出してあるので、少し残った泥出しが中心。1時間ほどで終わったので昨日手がけた方の世帯へ合流。ここもあれよあれよという間にきれいになっていく。昨日、入ったばかりの時には「どこから手をつければ…」状態だったのだが、1日半ですっかりきれいに。こういうのは達成感あるなあ。

午後からは3階の住人も交えて片付け始めるが、σ(^^)ともう一人はユモトさんと外にある倉庫の片付け。土砂やらガレキやらが積もっているが、固まってしまっているので、それを崩して、シャベルで掘って、分別して、、、という流れ。エリアは狭いので午後だけで完了。

まる2日で3世帯分の片付けと外回りの片付けができたが、この町営住宅は3棟で何世帯あるんだ?まだまだ先は長そう。

ちょっと曇り空の時が多く肌寒い一日でしたが、屋内(窓とか全開状態だけど)ということもあって意外と寒くはなかったなあ。

VCに戻って活動報告を書き、使った道具類の洗浄&片付けの手伝い。

 

活動のあとは風呂。今日は登米市の「みなみかた温泉」をめざしてみよう。
場所は合併前の南方町にある、と言ってもよくわからないのでナビで検索してスタート。ナビのおかげで迷わず到着。8月に行った同じ登米市内の「長沼温泉ヴィーナスの湯」と同様に1時間程度か。
到着したのはいいものの、やや寂れた外観で営業しているのかどうかも定かではない。おそるおそる玄関を開けて声をかけ、営業しているのを確認。(^^;
入浴500円はまあ普通か。

004

お風呂は赤茶色の濁り湯でなかなか濃い温泉である。表示によると加熱・循環・殺菌はしているが加水はなし。食塩泉ということでこの時期はよく温まって快適なお湯である。(夏は汗がひかなそう…)
外には露天風呂もあるようだが、さすがに冬季なのでお湯がなかった。

ベイサイドアリーナの駐車場に戻って、夕食と車内の寝床づくりをしていると既に20時過ぎ。アリーナのロビーで少しだけ暖まってから就寝。

こうして2日目が終了。

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コメント

お疲れ様です。雪景色ですね。
ラジオ体操が6時半じゃまだ暗くないっすか?
あの方が一人のテント暮らしに耐えられるのはやはり過去の実績かな。
あのような凄い経験をした人でないと気持ちが折れると思います。

町営住宅、遂に着手ですか。
他にも警察の官舎(屋上に車があった)とか郵便局はどうですか?

メガネが曇る?
それは準備不足でしょう。
私はしっかり曇り止めをして作業しました。ただ・・
マスクが濡れるというアクシデントに見舞われてしまいました。
次回(があれば)はマスク対策を考えたいと思います。

追分温泉は遠いでしょう。
300円のためにあそこまで行く元気は無かったです。
ただ味のある温泉みたいですね。
発災後の何かエピソードは聞きましたか?

投稿: 千葉のA | 2012年1月20日 (金) 08時00分

>千葉のAさん
テントでも寒さには耐えられると思いますが、一人ぼっちだと寂しいですね。そっちが心配。日程がもう一日あればテント泊にしたかもです。σ(^^)

メガネの曇り止めはちょっと見づらくなるので、どうも好きになれません。でもこれだけ曇って作業に支障が出るようであれば曇り止め使った方が正解だったかな。(^^;
マスクが濡れるのもしょうがない気がします。内側にガーゼあてておいて、濡れてきたら取り替えるってのもあるかもですが、それならマスクごと交換していってもいいような。他になにか良いアイディアがあれば教えてください。

追分温泉もみなみかた温泉も違った意味で味があります。気軽に行くには遠いですけどね。
冬場なら、みなみかた温泉がお薦めです。

投稿: たなかつ | 2012年1月25日 (水) 00時28分

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