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2011年12月 5日 (月)

【南三陸ボランティア/2011年11月】1日目-伊里前エリア

[11月20日(日):1日目]

道の駅では6時過ぎに起きて、志津川の街の様子を眺めておこうと思っていたのだが、宿直勤務明けの睡眠不足がきいて目覚めたのは7時過ぎ。ちょっと寝坊したか。
慌ててちょこっと準備して出発。

戸倉から被災地に入る。景色はあまり変わってないような。もっとも、いままであった物がなくなっていてもあまり気付かないものである。
志津川の街(と言ってもなにもかもなくなったまま)を過ぎ、天王前のセブンイレブンへ。向かいにあった変電所跡に残置されていた変圧器2台が撤去されているのに気付く。

ベイサイドアリーナに到着。ボランティアセンターのテント周辺もあまり変わらぬ風景。

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8時半に新規受付の列に並ぶ。前日土曜日には団体さんを含め多くのボランティアが集まったそうですが、この日曜日もなかなか盛況で、最近ボランティアが減少傾向と聞いていたのが嘘のよう。
新規の列の人たちから、写真洗浄に数名とWebに詳しい人(これはいなかった)が求められ、残った人たちは全員「伊里前」の現場へということになる。
伊里前といえば歌津の中心。9月の時には歌津方面での活動はなかったので8月以来だ。団体さんも含めて100人規模の大人数での活動になるとのこと。

ちなみに各方面の集合場所には看板が立つようになった。

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9月の時点ではこれがなく、各現場リーダーが行き先を書いた紙を持つ、というやり方でかなりわかりにくく混乱していたのだが、ちゃんと改善されていた。

集合時間を待つ間、VCの人気者ボラ犬メルモが現れる。
9月に見かけた時は寂しがりだったのだが、今やみんなに愛嬌をふりまいている。

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集合時間となり、3人の現場リーダー(チバさん他)から注意事項の説明があり、車の乗り合わせの調整。
毎度のことだが、ボランティアの人たちを現場まで運ぶのもσ(^^)の大事な活動の一つと位置づけているので、「あと3人乗れます」と募ったところ3人の同乗者が集まりました。愛媛県から来ているS田さん、横浜のT津さん、S木さん。
アリーナ前の道路に隊列を組んでから出発。なかなか壮観である。

歌津の入口付近。国道が通行止めになり旧道へ迂回するため伊里前川を渡る箇所付近が今回の作業エリア。ガソリンスタンドの裏手と言った方がわかる人にはわかるかも。

かなり広範囲で数ヶ所の区画に別れている。大きいスコップは効率的ではないと即断して、小型のクマデと土嚢袋数枚を持って活動開始。瓦やコンクリ、ガラス片などの「瓦礫」。木くず、プラなど「可燃物」。金属くずなど「不燃物」に分別しながら集めていく。
最初のうちは小物をチマチマと集めていたが、そのうち数人がかりで大物を持ち上げたり運んだり。これで一気に汗だくに。この日は小春日和で暖かく、休憩時間になるごとに上着を脱いでいく感じに。

昼休み、現場の横を流れる伊里前川には遡上した鮭の群れが見られます。あんな大地震と津波があっても鮭が上ってくることに自然の力はたいしたものだと感心します。また一方では川底にはガレキがまだまだ沈んでいて、ここで産卵とは難しいのかもしれない、と。。。鮭にしてみたら「せっかく苦労して戻ってきたのに、こんなはずじゃ!」と言いたいところかもしれません。

夏場は16時から17時近くまで活動していましたが、日の短くなったこの時期は15時にはVCに戻って活動報告を記入するようになります。なので14時すぎには現場での活動が終わりになりました。なので、午後は13時から14時まで休憩なし。なんとなくペース配分がつかめず変な感じなのは否めません。(^^;

VCに戻って、せっかくなので記念撮影。3度目と言うこともあって、余裕でにこやかな表情をしていますなあ。8月に初めてこの被災地を訪れた時の固い表情とは雲泥の差です。(^^;

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15時前だというのにもう夕暮れ時のイメージ。わずか2ヶ月でずいぶん変わるものです。何はともあれ、テントを張らなきゃならないのでその申請をしてテントサイトへ。今回は8月時に設営したローソンなどへ近い側の第1サイト(勝手に仮称)へ設営。

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一方、9月時に設営した第2サイト(勝手に仮称)の方は場所が移転していました。
アリーナと役場仮庁舎の間にある広い駐車場が仮庁舎建設のために閉鎖されて工事事務所ができています。その出入口にあたる第2サイトも閉鎖。

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そのため、テントサイトは現在の役場仮庁舎の下の公園に移っていました。ここだと公園駐車場からサイトが近いという利点はありますが、VCまでがちょっと遠くなるのとコンビニ等が遠くなるのがちょっと難点かな。

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さすがに、11月下旬になってテントサイトに泊まろうという人は少ない。
σ(^^)が設営した第1サイト側では10張り程度だ。駐車場も暗くなると停まっている車は数少ない。
その駐車場で車のリアを開けてヘッドランプと手回し充電式LEDランタンの明かりで夕食準備。風が強くてさすがに寒い。焚き火ができたらなぁ、、、せめて風よけのスクリーンタープが張れたらなあ、と無い物ねだり。(^^;
強風と低温でカセットコンロは火力が弱く、やかんのお湯も時間をかけて熱くはなるものの、グツグツ沸騰するほどではない。パックのご飯もパサパサしてて芯がある感じだ。(^^;
周囲に人気も少なく寂しいのでコンビニまで歩く。ローソンの先、国道との交差点手前にミニストップも新規オープン。コンビニばっかり増えているなあ。。。とりあえず、温かい肉まんを買って暖まる。

アリーナが開放されている21時までTVを見ながら新聞を読んだりして暖かく過ごす。ここが開放されてなかったら大変だなあ。

その後、満天の星空を見上げながらテントへ。
湯たんぽの威力抜群で、朝までちゃんと眠れた。

こうして、1日目が終わる。

 

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コメント

旧志津川町は相変わらずの様子ですね。世間の人の多くはテレビやインターネットで映像である程度の感覚は抱いているとは思いますが、この凄まじさ、やはり直接見ないと感じられないでしょう。凄すぎます。天王前の大きな変圧器は9末に行った時に既になかったです。伊里前の現場近くのガソリンスタンドって例の「津波のバカ」って書いてあるところですよね。わざとあそこで給油して写真撮らせてもらいました。瓦礫拾いの様子、目に浮かぶようです。メルモも元気そうですね。

鮭の遡に関して先日こんなニュースがありました。「大量のがれきが沈む川、サケ遡上」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111129-OYT1T00435.htm
この八幡川って、旧志津川町の防災庁舎の前の川ですよね。鮭たちはきっと「なんか今年は変だぞ」なんて思っていたりして。また、この姿を見たら遠くに避難した人も何か感じるかもしれません。

第2テントサイトは遠くへ移動ですか。たぶん第1より芝生の状態が良さそうとは思いますけどやはりコンビニが遠くなるのは困りますよね。第1にブルーシートの大型三角形テントは残っていましたか?

15時にVCに戻ると夜が長いですね。まるで山の暮らしです。夕飯の準備は外ですかぁ?テントの中でやれば風は来ないし、内部も一気に暖ったまります。でも結露が心配?だとしたらテントのグレードを上げると一気に解決しますよ。(そこまでしないか・・・(^^;)

ホワイトハウス行きました?
JHPが12月20日をもって南三陸町災害VCの運営支援から撤退するそうです。その後のこと、何か情報ありましたか?

投稿: 千葉のA | 2011年12月 5日 (月) 09時25分

>千葉のAさん

作業場所はまさにそこです。結構広大なエリアが手付かず(というか重機が入っただけの状態)となっています。まだまだ人の手が必要ですね。

狭いテント内で火を使うのはなんとなく避けてます。風が強くなければ、まだ外でも大丈夫です。

投稿: たなかつ | 2011年12月12日 (月) 00時59分

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