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2011年9月18日 (日)

【南三陸ボランティア/2011年9月】1日目-志津川中学校

[9月9日(金):1日目]

朝一番にベイサイドアリーナに着いて周囲を散策。一ヶ月前とそれほど変わっていない感じ。

ボランティアセンターのテントが開いたので、「おはようございます」と入っていくと、顔を覚えていてくれた人もいるようで、「あら、久しぶり」、「また来ました」などと挨拶。(笑)

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お盆のボランティアラッシュ時から受付方法が少し変わったようで、ボラセンのテント前に2つテントが出されて、右側のテントに新規(前日作業していない人)が8時半に並んで受け付けるようになっている。
一方で前日から継続の人は、前日作業終了時に翌日分に名前を書いておくと、朝までには行き先が割り振られていて、左側のテントのテーブルにそれが貼られている。
ボランティア用の黄色いビブスも、洗濯機&乾燥機を増強したからか、すでに大小に分けて畳まれている。(←前はこれを畳むのが毎朝の日課だったのだが)

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新規の列に並び、新規の用紙に必要事項を書いて待つ。
しばらくして、受付係のわんちゃん、「比較的軽作業で、○○の作業を2名ほど」と言う。これはσ(^^)向きではないな。続いて、「子供好きな人、小学校で教頭先生の手伝いを」と、これも見送る。
続いて、「台風で1週間延びた志津川中学校の運動会の会場設営」を。うん、これだな。「じゃ、行きます」と手をあげて15人ほど。地図の前で場所の説明を受ける。「ファミマはどのあたり?」、「じゃ、簡単だ」。前回一週間近く滞在しているので町内の主な位置関係は頭に入っている。車のないボランティアの人を1名乗せて現地へ向かう。

防災庁舎の前を通り、国道398号を登米方向へ。仮設店舗のファミマ前からぐっと坂道を上り詰めたところに志津川中学校は建っている。比較的新しい校舎である。

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ここは高台にあるので、津波で失われた街並みを見下ろすことができる。この場所で撮影された街が津波にのみ込まれ流されていく動画をネット上でみたことがあるなあ。

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校庭にも除草している人たちがいるが、教頭先生を訪ねてくださいとのことだったので校舎に入り、二階にある職員室へ。教頭先生いわく、校庭に体育の教師がいるのでその指示に、とのこと。
というわけで校庭へ出てみるが、誰が体育の教師なのかわからない。手近な人に責任者を聞き、その人のところへ行ってみるがイマイチ要領を得ない。後からわかったことだが、先に除草していた人たちは校庭の一角に建てられた仮設住宅の住人たちのボランティアで、教えられた人はその人たちの代表者だったようである。
ほどなく、黄色いビブスの人たちを見て、体育教師が来て、今日の作業内容を説明してくれる。ちゃんと「プリント」を作って配布してくれるところが学校らしい。(笑)

まずはトラック内と走路の除草。先週にもやってるので草丈はそれほどでもないが、根を張ってる感じ。最初は念入りに根こそぎモードで始めたが、これでは明日に間に合わない。上だけ刈り取るモードに切り替える。
そのうち、校舎から中学生たちが出てくる、出てくる。ちゃんと「ありがとうございます」などと挨拶が徹底されている。
草刈りは若いマンパワーに任せて、ボランティアたちは次の作業、テント設営にはいる。
本部席用の4張りはすでに学校側で張られているが、生徒席と保護者一般席用の23張りを張る。まずは全員で組み立て方を確認し、5人ずつ3組に分かれて組み立てていく。こちらの15人の他、テント運搬をしていたボランティア約10名も加わって組み立て。
だんだん、手順とコツがわかってきて、1つ組み立てるのに数分でできるようになる。
骨組みが23張り、全部できたところで昼休み。

手を洗おうと水道の所へ行くと、中学生たちが賑やかにホースで水を撒いたり。
汗だくで頭から水かけてって言うボランティアの人にキャッキャ言いながら水かけたり、名札のテープに「○○兄」、「○○弟」と書いてある二人をみて「兄弟なんだ。きゃはは」などと元気&賑やかである。
考えてみれば、この小高い丘の上の中学校まで毎日登校してくるわけである。そりゃ元気なのかもしれない。都会の軟弱な子供たちに見習わせたいところだ。

日影で同乗してきた人と昼食。ちょっと変わった名字のSさん。関西出身だが東京在住で、夜行バスと路線バスを乗り継いで昨日来たらしい。昨日の作業には間に合わないので作業できるのは今日だけとのこと。
ちなみに乗ってきた路線バスは、ベイサイドアリーナには経由せず、志津川病院の前あたりで下車することになったそうだ。以前なら街の中心なのかもしれないが、今ここでバスを降ろされてもなあ。志津川高校へ通う人もいるだろうから全く需要がないとはいわないけれど、、、小回りの利くバスならもうちょっと何とかならないのかな。結局、そこからアリーナまで何もなくなった街を荷物を背負って歩いてきたそうである。あとで聞くと、本格的に山登りする山屋さんらしい。たくましいなあ。

生徒の方も給食時間となったようで、校内放送で献立の紹介。
そういえば、給食センターも被災して使えないが、以前のセンターを復活させて2学期から汁物メニューを提供できるようになったとのニュースを見たような気がする。
ちなみに食器類は各自が持ち帰って洗ってくる運用となっているようだ。

午後にはいって、テントの骨組みに屋根のシートを張っていく。屋根シートの周囲は何箇所も固定用のヒモが付いていて、これを骨組みへ縛り付けていくのだが、これが以外にも大変な作業だった。作業自体は地味な作業なのだが、なにぶん暑い。テントが白いのでその照り返しが厳しい、厳しい。ヒモ結びなんて数ヶ所でもいいんじゃないか、とも思うが、強風で運動会テントが壊れて生徒がケガ…なんてニュースがでても嫌なのでしっかり結んでいく。

トラックでは、生徒たちが開会式や競技の予行演習している。ちゃんと声出して行進しているクラスもあれば、わりとだらだら系のクラスもあるようだ。(笑)

そんなこんなでテントの設営が完了。(転倒防止で脚は折り曲げた状態である)

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最後に、校長先生からお礼の挨拶。
この中学校の生徒は300人ちょっといるらしいが、幸いなことに生徒や職員は全員無事だったとのこと。とは言え、家族や親戚が…という人は少なくないだろうと思う。
なんとか運動会開催までやってこれたと話す校長先生の少し涙ぐんだ目と言葉には万感の思いが感じられた。

うん、今日ここで活動できてよかったな、と思う。台風で1週延びたおかげでもあるので偶然に感謝。

 

15時前という早い時間にボラセンに戻って活動終了。
余談ながら、少し前に「めざましテレビ」などで活躍中の皆藤愛子が来ていたらしい。もう少し早く帰ってこれれば会えたのになあ。
芸能人や有名人が被災地に来るのって大概は昼間、すなわち我々ボランティアが各現場で活動中の時間帯です。まあ、被災者のためであってボランティアに会いに来るわけじゃないからね。(笑)

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ボラセンのテント内に、素泊まり1000円という張り紙を見つける。車で30分ほどか。それならテント泊で十分だな、などとつぶやいて思い出す。そうだテント張らなきゃ。(^^;

テントサイトの使用申請してテントを張る。
先月はテントサイトはアリーナから国道側への道路沿いの芝生エリアだったが、今回はそれに加えてアリーナから役場仮庁舎側への道路沿いの芝生エリアにもサイトが拡張されていた。こちらの方がボラセンに近いし、民家からも離れているのもいい。
(黄色いのがσ(^^)のテントです)

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まあ、σ(^^)の場合はテントは寝るだけで、食事などは駐車場の自分の車のとこなので、テントサイトの立地はそれほど重要ではないか。

その後、今日一日いっしょに作業したSさんを見送ったり、ボラセン周囲の片付け清掃していたわんちゃんと雑談したり。

また、駐車場で車のリアを開けて座りながら携帯をいじっていたら、、、
「また会いましたね(笑)」と言う声が。見れば、栃木のSさん。先月、隣に車を停めたのが縁でお話したりして、帰りの高速道路上でばったり会ったりとか、不思議な縁がある人ですが、今回もまた偶然ばったりです。
Sさん曰く、南三陸に着いて、久しぶりにメールでもしてみようかと思ったそうだがその前にと駐車場を見たら見覚えのある車が。(笑)
やはり1ヶ月ぶりの南三陸とのことだが、予定では先週に来て、今週は岩沼に行こうとしていたそうですが、先週の台風のせいで今週が南三陸にしたとのこと。これまた台風のおかげという偶然です。
夜はテント脇で再会を祝して乾杯しました。(^o^)

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コメント

最初は運動会の会場設営ですか、体力系が好きそうですね。ちなみにオーストラリアの運動会は完全に草地の上で行います。綺麗な芝生もありますけど雑草だらけの場所もあります。日本はどうして土の地面にこだわるんでしょうね。

>>行程にも除草している人たちがいるが、
校庭・・・だと思ふ。(*_☆\バキッ
女装でなくてよかった。(^^;

志津川病院からVCまで歩くのは大変ですねぇ。中越地震の時は私も高速道路の出口から大荷物背負ってVCまで1時間は歩きました。帰りは知り合いができたので車で送ってもらいましたけど。

素泊まり 1000 円て何ですか?民宿?それとも畳み張りの仮設テントとかできたんですか?テン場が拡大されたんですね。人が増えたってことかな。一緒に作業したSさんと栃木のSさんて紛らわしい。でも誰のことかわかってしまうのがおかしい。栃木のSさんが岩沼なんて許されないですよね。(わかる人だけがわかる(^◇^))

投稿: 千葉のA | 2011年9月18日 (日) 13時13分

>千葉のAさん

芝生のグラウンドは羨ましいですね。都内のビルの間にある小学校を見たことがありますが、グラウンドは舗装されていました。まだ土のグラウンドなら恵まれていますかね。

誤字、気付かなかった。直しておきます。女装ってのも出てきたのですがさすがに気付きました。(^^;

なにか、格闘技の道場のようでしたがよくわかりません。
南三陸町内に再開している民宿もあるようですが、この手の情報が少ないですね。
これから寒くなるとテントでは厳しいから宿泊情報は大事だと思うのですが。。。

投稿: たなかつ | 2011年9月26日 (月) 21時03分

長野で書いてます。
ぜひ!『素泊まり1000円 ボランティア』で検索してください。
ヤフーで出てきます。
空手道場なのですが、復興支援の一環として昨年四月より、五月連休中は100人が寝泊まりしていました。南三陸ボランティアセンター御用達だしょう。たくさん来ていただいています。ぜひ一度お越しください。三陸指導者道の桃生津山インター降りて3分です。

ずーっと居る人もいます。
身も心も温かくなる道場です、ほんと!!

NPO日本教育空手協会
総本部 修空館道場
    館長(理事長) 小野寺 脩

★明日まで、空手の全国合宿で長野にいます。
 急ぎの場合は上記アドレスの @ 以下をAUアドレス @ezweb.ne.jp にしていただければと思います。携帯です。

投稿: 宮城県石巻市 修空館道場 道場主です | 2012年2月16日 (木) 19時19分

>修空館道場さま

コメントありがとうございます。
南三陸VCに案内のチラシが貼ってあるのを見たのが9月の時でした。この時はまだ暑い時期で、VCそばのテントサイトにテントを張っていたので、こういう場もあるんだな、くらいにしか思っていませんでした。
それ以降すっかり忘れていましたが、冬場の寒い時期に安い料金で暖かく眠れるのはありがたいですね。2月に南三陸で会った方がこちらに泊まっていたので、「なるほど」と思いました。
σ(^^)の場合は、テント泊or車中泊が基本となっていますが、こういう宿泊情報は広めていきたいと思います。

投稿: たなかつ | 2012年2月19日 (日) 21時31分

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