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2011年9月 1日 (木)

【南三陸ボランティア/2011年8月】4日目~5日目-志津川自然の家

[8月8日(月):4日目]

ふだん、夜更かし気味で睡眠時間の短い生活を送っているので、早めの時間に眠ると当然のように早い時間に目が覚める。

で、テントの中にいても仕方が無いので駐車場へ。ちょっと早いが朝食。
その後、朝7時には仮設のローソンが開くのでそこまで歩いて行く。買うのは新聞。昔よく旅していた頃は地元紙を必ず買っていたのだが、今回はここまですっかり忘れていたのだが、仮設のコンビニでもちゃんと朝刊が売られていたので河北新報を買う。それを眺めながらボラセンが開くのを待つ。

4日目ともなれば、ちょっとベテランっぽい。いつも通り、ビブスをたたんだり氷を積めたりする。
今日の活動内容はなんだろうなあ。前日、前々日のお寺の活動が一段落したので、今日は新たな場所に行くことになりそう。今日も「3名まで同乗可」と書いておいたので、離れた場所での活動になりそうかな。今日の活動内容が書かれたホワイトボードを見ながら予想される場所を地図で確認しておいたり。

しばらくして、わんちゃんから呼ばれて集まったのが5名。津龍院で2日間いっしょだったMさんもいる。自然の家へ行って草刈り等の作業をやってほしいとのこと。以前に行ったことある人が一人いてその人がバイクで先導。σ(^^)の車で4人が付いていくことに。(まあ場所は地図で確認済みだったが)
さらに、わんちゃんから氷詰めの大型クーラーボックスを1つ持って行ってほしいと。何とか積めそうかな。こういうことを想定して荷物を少なくしているので積むことができた。

志津川自然の家は戸倉地区にある。国道45号線から仮橋を渡って国道398号線を進む。道路とその周辺も津波で被災していてあちこちで道路復旧工事が行われている。志津川のボラセンから30分ちょっとかかって自然の家に到着する。
ここは、避難所にもなっていて、またボランティアセンターのようにこのエリアのボランティアの活動拠点になっている。受付みたいなところへ「ボラセンから来ました」と言うと、ボラセンのように名前や住所などを書いたり。ガムテープの名札をもう一枚貼ったり。南三陸町のボラセンとの関係はイマイチわからないが、σ(^^)達とは違って直接ここへ来ている人たちもいるようだ(と言うかそっちの方が多い)

σ(^^)達は草刈り部隊のようだが、他の場所で違う作業に行く人たちもいるようだ。持ってきたクーラーボックスの氷は、いくつかのボックスに小分けされて、それぞれの場所へ持って行く模様。この近辺はまだ電気が復旧していない(自家発電か)ようで、自販機もなければ氷を作る冷蔵庫もない。なので氷を運んできているんだな。

草刈り部隊は、20人ほど。リーダー一人いて、σ(^^)達ボラセンから来た5人と数人のグループ、そしてK大学生の集団という構成。学生達は大学で希望者を募り、20人くらいの組が数日交替でやってきてボランティア活動しているらしい。
リーダーの人は、元々はボラセンに行っていたが、長期で活動できるということで、自然の家に移ってきたらしい。

しばらく準備待ちの時間が合ったが、ようやく活動場所へ移動。
学生達はバス移動だが、σ(^^)達5人はσ(^^)の車で移動。自然の家から国道を志津川方向に少し戻り国道から海岸沿いに入ったあたりがその場所である。
目の前に破壊された防波堤が見え、半壊状態の建物が2軒。あとはなにもない状態。そこのいちばん奥(海岸より)の敷地が活動場所となる。家の基礎だけ残っているが、それを覆うように敷地内が草ボウボウ。これを除草していく。

津龍院から一緒のMさんは草刈り機を使っていた経験があるので、1台ある草刈り機で背が高く茂った草を刈り払っていく。あとの人たちはカマで刈ったり手で抜いたり。最初のうちはカマを使っていたのだが、下が砂地なので意外と抜きやすいので手抜き(サボってる意味じゃない)に切り替える。
ガレキ撤去のような重作業ではないものの、立ったりしゃがんだりの作業なので足腰にこたえる。それ以上にきついのが炎天下の作業。おまけにここはだだっ広いだけの土地なので日影がまったくない。休憩で水分補給する時も炎天下なのである。これが辛い。

昼になって、σ(^^)達以外のメンバーは自然の家に戻ったが、σ(^^)達は少し離れたところに木陰を見つけたのでそこで昼食をとることに。日影に入れば自然の風が心地よい。

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辺り一帯はこんな感じで、元々はどの程度の家があったのかわからないが、なにもない荒れ地と化している。今回活動したエリアはもうちょっと左のほう。

少し散歩してみる。

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相変わらず、海は静かできれい。。。だが、海岸に目を移すと、防波堤が粉砕されているのがわかる。いやはや、、、

午後の作業を再開。
今回の場所は、海岸すぐそばの平地で、防波堤も標準サイズのもの。今回の巨大津波ではどうにもならなかっただろうなあ。この場所にまた家を建てて住もうとはおそらく思わないだろう。ならば今ここを除草しても、またすぐに雑草が、、、と思うとこの作業に意味があるのだろうか、という疑問も少なからずわいてくる。
依頼主からは、除草することで思い出の品などを探しやすくなるので、、、とのことらしい。でも、残念ながらきれいさっぱり流されている様子なので果たして、、、

午前中の暑さから、午後も過酷な作業が予想されたが、意外にも霧が出てきて涼しくなってきた。この地方に吹く「やませ」かな。農業地帯なら冷害が心配になるが、こういう作業の時は助かります。

そうこうするうちに、学生の一人が怪我をする。埋まっていたガラスの破片で指先をちょっと切ってしまった。まあたいした怪我ではないのだが、σ(^^)の車に積んでいた救急キットが役に立った。(こういうことがあるから自分の車で現地へ移動したいのだな)

16時頃に作業完了。かなり広いエリアだったけど、人数もいたのですっかりきれいになりました。人海戦術は侮れません。ただ、最後の30分は完全にバテてたなあ。σ(^^;;
自然の家には戻らず、そのままボラセンへ戻り、この日の活動終了です。

3日間いっしょだったMさんはこの日で離脱。石巻と気仙沼に知人がいるそうですが、気仙沼の知人とは連絡は取れない(風の噂では無事らしいが)そうな。翌日、石巻の知人と一緒に気仙沼へ行くとのことですが、うまく会えたでしょうか。

こうして4日目が終わりました。

 

 

[8月9日(火):5日目]

今日は朝からメッチャ暑くなっていて立ってるだけで汗が流れ落ちてくる。
こりゃ屋外作業だときっついなあ、と思っていたが、案の定、昨日と同じく自然の家へ行ってくれとのこと。同じ場所へ行った方がスムーズに行くので予想通りではあるが、ややげんなりモードではある。(^^;
昨日より人数が増えて10人くらい。昨日と同じ顔ぶれも3人くらいいる。例によって「3~4名同乗可」と書いておいたので、σ(^^)の車に4人。全部で3台に分乗して現地へ向かう。

自然の家の受付では昨日書いた紙に活動日欄に今日の日付を追記しただけ。
ボラセンから来たうちの別車組3名は別の活動場所へ。σ(^^)たちは昨日と同様に草刈り部隊。昨日と同じリーダー、昨日と同じ大学生たちと合同作業なのでやるやすい。ただ、学生たちは今日で交代なので午前中のみの活動らしい。となると、若い力がある午前中が勝負だなあ。
場所は昨日とほぼ同じだが、国道から内陸側に少し入ったところ。辺り一帯が平原になっているが雑草の下に建物の土台が隠れている。
昨日は草刈り中心だったが、今日は草刈り+ガレキ撤去である。草刈り機3台+手抜き手刈り。ある程度草刈りしたら今度はガレキ撤去。燃やせるものと燃やせないものに分別して集める。砂に埋まったガラスの破片などが多く、慎重にやらないと危ない。
だが、それ以上に危険なのが厳しい日差し。昨日と同様に日影ゼロの環境に昨日以上の日差しがさしてくる。こりゃ何人か倒れてもおかしくないぞ。

って、ことで最初の休憩時間に元気なうちの自分の姿を撮る人が続出。(^^;
なのでσ(^^)も撮ってもらった。(^^;

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作業環境は厳しいのだが、学生集団がいるので賑やかである。昨日と違って女子学生もいてきゃぴきゃぴ(死語か)している。こういう作業では黙々とやってる方が熱中症になりやすいので、こういう楽しみながらの作業は悪くはない。
ボラセンから来ているもう一組のグループもなかなか妙だ。女性1名と男性2名なのだが、それぞれ京都、神奈川、山梨から参加とばらばら。さらに男性2名は翌朝帰ってしまうが翌日友人が合流するという。どういう関係だろう。σ(^^)の経験から、なにかのネットコミュニティのオフ会のようにも思えたのだが、そうではないようだ。(^^;

昼休み、さすがに日影のないこの場所にいると干からびそうなので、自然の家に戻る。戻っても館内は避難している人たちでいっぱいなので、屋外に張られたテントの下で食事。
バスで去る学生たちを見送る。

午後の作業再開。別の作業場から移動してきた人たちも加わり、むしろ午前中よりも戦力アップ。今日も午後から「やませ」による霧が出てきて涼しくなる。これは助かったなあ。

人海戦術、侮れずで、敷地の奥にはガレキの山と巨大な刈り取った雑草の山ができました。最後に倒れて折れている電柱(配電柱ではなく電話柱のようだ)の撤去に取りかかる。
折れた先端側は数人がかりで動かせるのだが、根元側が相当に重くて持ち上がらない。これは人力では無理と断念。

作業終了間際になって、依頼人である土地の所有者が現れる。すごくきれいになったと感謝の言葉をいただく。そして事前に言っておいてくれればもっと早くから来たのに、と。
そう、そうなのだ。昨日今日とイマイチ不満だったのが依頼人の姿が見えなかったこと。いや、別に感謝されたくてやっているわけじゃない。とは言っても、依頼人がどうしてほしいのか、どの程度の草刈りをしてほしいのか意向がわからないと、、、という気がする。
(そんなことを言っては他の現場ではもっと、、、と言われそうだが)
自然の家のスタッフも、当日の天候やボランティアの集まり具合で活動場所を決めたりするので、事前に依頼人に「いつやります」とは言えないのだろうけど、お互いのためにもちょっと改善の余地ありではないだろうか。

まあ、それはともかく、、、この2日間の作業で身体中のあちこちが・・・(^^;
立ったり座ったり、体重かけて引っこ抜いたり、、、という繰り返しが予想以上にこたえたようです。若くはないからなぁ。(^^;

そんなこんなボラセンへ戻り、活動報告を記入していると、
「○○さんは、いつまでいるんですか?」と、わんちゃんが話しかけてくる。「明日帰る予定なので午前中くらいでできるのってありますか?」と逆に聞いたわけですが、仮にもう何日間かいると答えていたら、なにか別のことを依頼されていたのだろうか。少し気になるところであります。

 

テントサイトに戻ると、いつものメンバー(関西人コンビ+α)に加えてもう一人いる。取材に来ている某地方紙の記者さんらしい。さすがにうまくいろんな情報を聞き出していく感じだったが記事にはなったのだろうか。また取材とは関係なく?写真を撮ってくれてその場でモバイルPCから送ってくれた。

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σ(^^)が赤いのは日焼けか酔ってるのか。。。(両方か(^^;)
他のメンツは、MさんとMさんとMさん。(笑)
(そういや、出会った人にMさんが多い気がする)

暗くなって、昼間一緒だった男女3人組も合流。名前は失念したので、仮にガチャピンさんとしておこう。(謎)

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こうして5日目が終わりました。

                              (つづく)

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