節電のために(その1)
節電のために、我が家の電化製品がどのくらい電気を使用しているのか、電流を測定してみた。
【エアコン】
※我が家のエアコンは結構古い(十数年モノ)ので、最新の省エネタイプと比較にならないことをご承知しておいてください。
1.待機状態・・・約0.1A
これは約10W相当ということになる。これを常時消費しているのは無駄なので不使用時はコンセントを抜いておきたい。
2.冷房運転・・・約5.0~5.2A
今回実験した時の室温は約28℃。なのでエアコン設定温度を26℃、24℃、22℃で実験してみたところ、どの温度設定でもエアコンがフル稼働中では電流に顕著な違いは見られなかった。また風量(5段階設定できる)を変化させても電流に顕著な違いは見られなかった。
次に、設定温度を室温とほぼ等しい28℃設定にしたところ、電流は約2.7Aと半減した。
さらに、室温より高い温度設定の30℃設定にしたところ電流は0.35Aと激減した。
(最新エアコンではわからないが)風量が強でも弱でも電気使用量は変わらないというのは意外な発見だった。なんとなく強の方が電気をいっぱい使うのでもったいないと思っていたがそんなことはなかった。
温度設定については、よく「1℃設定を上げると○%節電」と言われているが、フル稼働中の電気使用量は変わらなかった。もっとも温度設定を上げるとフル稼働(約5A消費)している時間が短くなり弱い稼働(2.7Aや0.35A消費)の時間帯が増えるだろうから節電にはなるだろう。
とは言え、室温が設定温度より低い状態(エアコン不要な状態)でも約0.35A消費してしまうことには注目したい。より効果的な節電のためには、設定温度を高くするだけでなく、一気に冷やしてあとは電源を切ってコンセントを抜いてしまうのが良いのかもしれない。(手動でON/OFFするので面倒だが)
3.冷房運転(しずか)・・・約3.5A
通常の冷房運転のほかに就寝時を想定したと思われる「しずか」という冷房モードがあったので、それも測定してみたところ、先ほどの温度設定や風量設定では電流が変わらなかったのだが今回は目立った減少が見られた。節電を意識した冷房運転のためには、この「しずか」モードが良さそうである。
4.ドライ運転・・・約2.1A~約3.4A
ドライ運転と冷房運転でどの程度違うのか。我が家のエアコンではそこそこの差があった。
ドライ運転にも温度設定があり、高だと約0.2A。標準で約2.1A。低だと約3.4Aだった。暑い時に高設定はしないだろうから標準か低設定だと思うが、冷房の「しずか」モードと比較すると標準なら節電効果あり。低設定にするのなら冷房「しずか」モードでもあまり変わらないと言える。
【扇風機】・・・約0.2~0.4A
扇風機とエアコンでどのくらい違うのか。風量切替で強だと約0.4A、中だと約0.3A、弱だと約0.2Aというわかりやすい結果となった。
扇風機はエアコンの約半分という説も聞いたことがあるが、我が家の旧式エアコンとでは比較にならない結果となった。冷房を1時間使うのと扇風機を10時間使うのが同等ということである。
やっぱり旧式のエアコンは電気をたくさん消費するのだなあ、、、最新式のものに買い換えておけば良かったなぁ。(^^;
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