【0湯目】バカにはなりきれず~延徳温泉
そのサイトには「延徳駅近くの工場の裏にある」としか書かれていない。(笑)
地図で延徳駅を探してみると、元々行こうとしていた方面である。
たったそれだけの情報で「行ってみよう」と思う方もどうかと思うが、行けば何とかなるだろうってくらいの気持ちで向かってみた。
夜間走行して高速を降りると、雨。けっこう本降りである。
駅近くってのがどの程度の距離なのかすら判断つかなかったが、適当に駅近くの道をしらみつぶしに走り回る。次の温泉に向かう予定の時間も迫ってきて、そろそろ諦めモードになったその時。「あ、あった。」
2階建てプレハブの工場の裏に貯湯タンクがあり、そこから出る配管の下にバスタブが置かれている。そのバスタブには灰色の温泉成分がびっしり付き、あふれ出たお湯が流れた跡も温泉成分がびっしりである。
だが、しかし…お湯がまったく溜まっていなかった。
とりあえず写真を撮ったりしていると、急に配管からお湯が出てきた。タイマー制御なのか建物内で誰かが操作したのかわからないが、すごい勢いでお湯が出てきて、すぐにバスタブがいっぱいになる。
最初に見たサイトの写真では緑色のお湯に見えたのだが、お湯はほぼ透明だった。時間が経てば色が変わってくるのかもしれない。
ここで、このバスタブに入るかどうか迷いに迷った。
当然ながら囲いなどはなく見晴らしはいい。要は丸見え状態・・・。雨の早朝で人はあまり通らなそうだが、写真を撮ってる時に車がすぐ脇を通ったし・・・。工場内にも人の気配がするし・・・。雨なので上がったあとに体をふく場所もないし・・・。
結局、バカにはなりきれず、「腕湯」だけで我慢(?)しました。
そんなわけで「1湯目」ではなく「0湯目」ということに。(笑)
ちなみに、なぜか持っていた温度計で測ると、湯温は48度弱。手で触った感じでは十分入れる温度に感じたが、それ以上に高温のようである。
せっかくなので、なぜか持っていた飲泉カップでちょっと飲んでみた。見た目通りの硫黄の味がする。カルシウムっぽい味で飲みにくくはない。
ちなみに、ココのお湯を汲んでローリーで運んでいる施設があるらしい。
私が見た状況だと、夜間はお湯を抜いているのかもしれません。また、明らかに私有地なので、ココに入りたいというマニアックな方は、工場の人に声をかけて許可をもらった方がいいでしょう。
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