ラピュタ
「天空の城 ラピュタ」というジブリ映画がある。
昨夜TVでまた放映されたので今回もまた見たわけだが、これまでいったい何回見たのだろうか。これ、1986年の作品ということで、21年前のものなのだが、まったく色褪せず、何度見てもいい作品、好きな作品である。
好きなシーンとして、終盤でパズーとムスカが対決するシーンがあり、そこでの心理描写が実にうまく描かれていて、気に入っている。
ムスカは拳銃を持ち(射撃もスゴ腕)シータを人質状態にしている。一方のパズーはバズーカ砲を持っている。状況的にはムスカの方が圧倒的に有利。しかしながら、パズーが「シータと話がしたい」と言うと「3分待ってやる」と譲歩し、結果として逆転されてしまう。
この時、ムスカの拳銃は弾切れなのだが予備の弾を持っている。一方のパズーのバズーカも弾切れでこちらは予備の弾はない。もちろん、相手が弾切れということは互いに知らないわけである。
ムスカとすれば、「その大砲で私と勝負するかね」などと恫喝しているが、実際に勝負されては困る。弾さえ補充できれば打ち合って勝てるとふんでいるので、なんとか弾込めの時間を稼がねばならない。一方のパズーは本当に弾切れなのでハッタリだけで勝負するしかない。ムスカはたまたま予備の弾を持っていたために油断して逆転の隙を作ってしまった。
かなり昔になるが、、、
とある将棋のプロ棋士が上記と同様のことをエッセイに書いていたのを読んだことがある。将棋も心理戦みたいな部分もあるので、そういう面に着目するのかもしれない。
プロの将棋ならともかく、素人の将棋だと、終盤に持ち駒を多く持っていて有利な方が油断して、相手の捨て身のワナにはまって逆転することが多々ある。何を隠そう、私自身がこういうハッタリで逆転する将棋を得意としていたんだよなぁ。
#なぜか将棋ネタになってしまったが、まあいいか。
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